2代目 ちーちゃん

2代目ちーちゃんはお友達だった。

初代ちーちゃんが逃げて翌年の春、
春休みになるのを待って買いに行った。
当時、庶民の楽しみだったデパートの最上階に会ったペットショップ。
そこにはオオバタンがいて、
他にもキバタンがいたような気がする。

文鳥は数羽キャリーの中にいた。
どうやってちーちゃんを選んだか覚えてないが、
キャリーも買ってワキワキしながら帰った。
ちーちゃんは980円だった。
弟はセキセイインコのブルーを飼って帰った。
1280円で文鳥より高かった。

弟のセキセイはいつも元気がなく寝てばかりいた。
ちーちゃんはたくさんえさを食べた。
弟のセキセイはすぐに死んでしまった。
だけどちーちゃんは日に日にやんちゃになった。
疲れたらくちばしが白くなるまで私の手の中で寝た。

ちーちゃんが飛べるようになってもたくさん遊んだ。
アパートの前の公園のジャングルジムでよく遊んだ。
鬼ごっこ、ちーちゃんはうまいことジャングルジムの中を跳ねまわった。
キャリーに入れて、友達の家にも連れて行った。
夏休み、県外のばあちゃんのうちにも行った。

小5の時母が沖縄旅行中、アパートの窓からちーちゃんがいなくなった。
悲しかった。
一生懸命探したけど見つからなかった。
母が旅行から帰ってきて、
アパートの1階の人が文鳥を捕まえたことを聞いてきた。
ちーちゃんだった。
ちーちゃんが喜んでいるのがわかった。
ごめんなさいと言ってるようだった。

ちーちゃんはたくさんの物を巣箱に運んだ。
なくなったトランプのほとんどはちーちゃんの巣箱から見つかった。
それでも、許せた。

私が中学校になるころちーちゃんの足はすごく弱くなった。
手の中で休むことが多くなった。
それからすぐちーちゃんの足はほとんど動かなくなった。
足だけでなく羽の形もよがんでいた。

高校生になり3年の1学期が終わったころ、
私は1年間、アメリカ留学をすることになっていた。
ビッグイベントに心は弾んでいた。
でも、ちーちゃんは気がかりだった。
残されたわずかな時間はなるべくちーちゃんといた。
ちーちゃん、1年後まだここにいてね、と願った。

1年後私が家に戻り、ちーちゃんが生きていると喜んだ。
だけど、ちーちゃんはいなかった。
冬の初め、なくなったらしい・・・
うちで生まれたセキセイインコも1匹は亡くなり、
1匹は逃げたらしい・・・
私は、最後の時に一緒じゃなかったことに申し訳なく思った。

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